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つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。

関東スマブラDX大会 天照のあれこれ

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第一回天照が無事なんとか終了致しました

 

沢山の参加者と想像以上の視聴者数に戦々恐々としつつもなんとか最後まで運営することが出来ました

 

これもひとえに完全ボランティアにもかかわらず全力で運営を手伝っていただいたスタッフの皆様、参加していただいき盛り上げてくれた選手の皆様のおかげですありがとうございます

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天照は『自分が海外遠征して体験した大会』を『日本国内で実現させる為』に『海外の培ったノウハウを元に運営としてあれこれ挑戦し経験する場』として毎月開催することで『運営だけでなく参加選手など界隈全体のレベルアップ』を目指すことを目的として開催した新シリーズです 

 

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自分は一ヶ月半のアメリカカルフォルニア及びコロラド州滞在を通じていくつか思ったことがあります

 

1.大会の数と頻度がその地域の選手に与えるプラス効果の多さ

 

単純に大会という真剣な場純粋な試合経験が生み出す技術向上はもちろんの事、選手同士の交流の場というのは想像以上に相乗効果を生みます

 

同じキャラクター使い同士の意見交換や対戦経験が少ないキャラクターへの疑問の投げかけなど人と人が実際顔を合わせる事によりSNSなどでより話しやすくなったり、知り合いが増えて大会やオフ会参加対するハードルを友人や知り合いに会いに行くという形で下げるなど

 

理由は何でもいいのですが 実力が近いとか同じキャラ使いとか別の共通の趣味とか 仲良くなるヒントは意外とお互い持ち合わせてますがいきなり話せたりしませんので 大会で良くあたる 顔を合わせる 同じ人に負けた とか大会参加を重ねて仲良くなる事はあると思います

 

身内ノリや村社会になるのはあまり良いものではありませんが個人的には友達は多いほうが楽しいはずです

 

騒いでも大丈夫な会場でみんな好きな事が共通してるのに静かに眺めるより・・・もし可能なら 

 

ライブコンサートみたいに全員楽しく騒いで日ごろのストレスを解消したり殻破って自分を解放したい派なのでそのためにはまず仲良くやりたいわけです

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今回は配信部屋と観戦部屋を分けて配信の30秒ほどの遅延を利用し試合が終わり勝者が勝った直後に観戦部屋登場するという形が出来ました

 

新規や第三者に盛り上がっていて楽しそうな雰囲気が伝わったらうれしいですね

 

大会の開催頻度が高ければこれらがさらに実現しやすいと思います

対戦技術も人の話題も熱いうちに叩いたほうが成果は得やすいと思います

 

これが毎月一回は大会を開きたい理由です

 

 2. アメリカは日本より進んだ技術やツールを持っている

 

そんなの知ってるわ!!いや日本には他にはない誇るべきIPが多くある!! 

 

エトセトラ えとせとら etc

 

色んな意見があると思います

 

申し訳ないですがそれは一回おいといて・・・

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ことスマブラDXにおいて競技人口数、大会規模、大会数、選手レベル、運営レベルなどはかなーり大きい差を感じました

 

いろんな点での技術差が出てます

 

その中でも大会運営における便利なツールとしてSmash.ggがあります

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大会スタッフをやったことがある人ならばわかる便利機能がめちゃめちゃ詰まってます

 

元々スマブラDXの大会補助をというところから生まれたこのサイトは現在幅広いゲームタイトルの大会シーンで使われています(きたるKVOxTSBや先のEVOJapanなどでも使われてますね)

 

大会を運営しているときに生まれる入力作業の簡略化と選手管理のしやすさが段違いに変わります

 

1000人の人が来てPoolを100個に分けてそこから上位2名を本戦ブロックへ

ブロックごとにトーナメント作成しベスト128を選出本戦トーナメント作成

トーナメントをすすめベスト8を選出する別の枠組みとして分け次の日に配信

 

それぞれのPoolの情報の入力やシード作成など考えると頭が痛くなる作業がひとつのサイトでわかりやすい操作で出来るわけです

 

かつて既存のトーナメント作成サイトを使い、対戦表を事前に作成してグループ毎に印刷し、選手に結果を紙に書き出してもらい、紙を元に結果を入力、そこから32人トーナメント表を作成・・・といった感じで80人規模の大会運営をしましたがこういった単純作業が凄まじく多いです

 

それが大規模大会となったら考えたくもないです

 

そこを簡略化してくれるので大規模な大会運営も現実的になるわけです

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良い点を上げると正直キリがないです

(参加費支払い済みなどの情報管理、どこで配信してるのか、各選手の次の対戦相手の情報、試合が開始して何分経過した、わかりやすい結果入力機能、総当たり戦の結果自動計算、予選から複数のトーナメント作成、国や街などの各規模でのランキング作成とそれを利用した自動シード機能、シングルスやダブルスだけでなく団体戦や5対5や3対3の特殊な人数の対戦方式への対応、クレジットやpaypalなどの支払い管理、複数タイトル大会の管理、ドネーションドライブや商品販売ページなどなど)

 

悪い点は全部英語って点

日本語でないため各機能を使うときにわかりにくい、そのサイト自体への登録のハードが高い、日本円が対応してなくてせっかくの機能が使えない

(アメリカにある支店に直談判しにいきまして日本語化をお願いしに行ったところ多言語への計画はあるとの事で今年中は難しいがやりたいとの事です)

 

現状癖はありますが使う事によって短縮できた時間は凄まじく

 

使用前は1先予選総当たり(80人)からの2先の本戦(32人)(ベスト6は3先)が限界でしたが

 

今回、2先予選総当たり(80人)からの全試合3先の本戦(32人)に加えて2先ダブルス大会(42人)の開催が可能になりました

 

遠征で学んだノウハウはまだまだ使いきれてませんが慣れてきたらもうひとつアマチュアトーナメントを加えるくらいの余裕が見えています

ノートPC数台を追加すればおそらくあと1-3時間くらいの短縮も可能だと思います

それくらい便利なツールは大会運営を楽にしてくれます

 

現状どの界隈でも大会運営はボランティアか身を削ったものになっているので運営での手間やストレスのカットは継続に直結すると思います

 

これからもガンガン色々試して運営の手間を減らして余裕を増やしていき、その余裕からクオリティの向上を狙って行きたいといった感じです

 

ゆくゆくは国内でスーパーメジャーを運営するところまでいきたい行きます

 

何事も情報収集→検証→トレモ→実戦ですね

 

最後に私事ですが運営に集中するために選手との両立はどちらも中途半端に終わるという事を今回で強く感じたので、天照には今後出場するつもりはありませんので益々のクオリティの向上をご期待ください

 

以上 主催のわっちでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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P.S

現在大会のクオリティ向上において特に配信において機材の不足が深刻である、本戦を二つに分けるために必要なブラウン管やハードの追加、そもそも会場費と参加費の合計数がやや参加費の合計が足りないといった理由から次回から値上げをする予定でしたが

 

それが理由で参加が難しくなるのは忍びないので

 

年齢による値段設定の変更、余裕のある方のみに向けた募金箱の設置などを考えております

 

何か良い提案などありましたらツイッターのDMまでご意見いただけるとうれしいです

 

賞金スポンサーだけでなく大会運営自体に向けたスポンサー様も募集しておりますよろしくお願いいたします

 

広告効果の目安としましては個人配信チャンネルにもかかわらずピーク視聴者1600 全体平均視聴者486 合計視聴者4016でした。初回という事と近い時期に大きい大会がアメリカで開催されていたためなので今後のブランド化や認知度などが上がれば伸びしろがあるかと思われます

 

まぁそれは二の次として日本の強豪選手を広く世界に見せ付けてやるに値するブランド形成が出来たら何よりです

 

 

 今月のBGWと来月の天照よろしくおねがいします

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